THE YOUNG PUNX (with special guests RedNPink)
『NANO-MUGEN FES.』出演は今回が5回目、ロックもハウスも食いまくるダンス&フィーバー請負人ユニット=THE YOUNG PUNX、くるりの名演の余韻をポップの異次元へと誘うように「ELECTRIC STAGE」に登場! 「ヨコハマ! ゲンキー!」というハルのコールとともに、ステージにはSOIL&"PIMP"SESSIONSのタブゾンビ(Tp)&元晴(Sax)が登場、“Harlem Breakdown”で横浜アリーナは一気に爆音ソウル・ディスコ空間に! 続いてのキラー・ナンバー“MASHitUP”以降は、UK発女性ユニット=RedNPinkを迎え、マッシュアップ魂に満ちた極彩色トラックでフロアをアゲ倒していく。“You've Got To”でアリーナをレゲエ/ジャングルの嵐に巻き込んだり、“Ready For The Fight”ではフロア丸ごとハンドウェーブとジャンプで揺らしたり、再びタブゾンビ&元晴が登場して6人編成で放った“Girls Like Disco”では巨大バルーンを会場狭しと踊り回らせたり……とルール無用のダンス狂騒空間に! トーチの炎が舞台を彩る中で響いた“All These Things Are Gone”のコーラス、“Wake Up Make Up Bring It Up Shake Up”のラストを飾ったSOILチームの鮮烈なブラス・サウンド……それらすべてが多幸感につながっていく、マジカルなひとときだった。明日も同じくここ「ELECTRIC STAGE」への出演が控えている2人だが、「コンヤ、シブヤノVISIONデ、ライヴヤルヨ!」(ハル)。やつらのパーティーは終わらない!
2日目も後半戦、THE RENTALSとthe HIATUSの間に熱狂の時間を描き出していたTHE YOUNG PUNX。映像や演出まで一体となって組み上げたセットリストは前日と同じながら、ラストの“Wake Up Make Up Bring It Up Shake Up”まで30分間ノンストップ、エンターテインメント精神過積載状態のメニューは何度体感しても圧巻。ドラムンベースもブレイクビーツも、タブゾンビ(Tp)&元晴(Sax)のゲスト・アクトも、RedNPinkのキュート&ワイルドなパフォーマンスも、巨大バルーンも火柱も、すべてが歓喜に直結していくパーティー・マイスターぶりには思わず感激を禁じ得ないものがある。『NANO-MUGEN FES.』×THE YOUNG PUNXが新たな悦楽の臨界点を刻んだ、文句なしのアクトだった。
■7月12日・13日
- 01.Intro
- 02.Harlem Breakdown
- 03.MASHitUP
- 04.Supersonic
- 05.You've Got To
- 06.Ready For The Fight
- 07.Girls Like Disco
- 08.All These Things Are Gone
- 09.Wake Up Make Up Bring It Up Shake Up
1F
- ASIAN KUNG-FU GENERATION [JP]
- the chef cooks me [JP]
- グッドモーニングアメリカ[JP]
- the HIATUS [JP]
- It's A Musical [DE&SE]
- KANA-BOON [JP]
- LOSTAGE [JP]
- NICO Touches the Walls(Acoustic) [JP]
- OWL CITY [US]
- くるり [JP]
- The Rentals [US]
- ストレイテナー [JP]
- TEGAN AND SARA [CA]
- 東京スカパラダイスオーケストラ [JP]
- ユニコーン [JP]
- THE YOUNG PUNX
(with special guests RedNPink) [UK]