NICO Touches the Walls(Acoustic)
『NANO-MUGEN FES.』初出演のNICO Touches the Walls、2日目のトップバッターとしてアコースティック編成で「SIDE STAGE」に登場。「みなさん、目は覚めましたか?……じゃあ、朝から飛び跳ねていきますか!」という光村龍哉(Vo・G)のコールとともに、“THE BUNGY”の躍動感のカタマリのような荒馬カントリー〜ロックンロールのリズムが響き渡り、「『NANO-MUGEN』、跳べよ!」と煽る光村のコールがオーディエンスの身体と心を震わせていく。光村のブルースハープ&坂倉心悟(B)のアコースティック・ベースのラインが極上のグルーヴ感を生み出した“手をたたけ”ではアリーナが軽快なクラップに包まれていく。さらに、光村&古村大介(G)のコード・ストロークとともに弾ける“ホログラム”のメロディのダイレクトな訴求力……アコースティック・ライヴとは思えないパワフルな爆発力と、アコースティックだからこそよりリアルに伝わるロック・バンドとしての音の肉体性。今のNICOのポテンシャルが全開放されたようなアクトだ。
「こういうイベントで、アコースティック・セットっていうのは初挑戦なんですけど……」(光村)と言いつつ、アグレッシヴなナンバー“バイシクル”をアコギのアルペジオが印象的なスロウ&メロウなナンバーとして響かせ、“Diver”では横浜アリーナの巨大な空間と共振するようなスケール感のサウンドスケープを描き出してみせる。「初めてレーベルの大先輩であるアジカン先輩に、僕らキューン7年目にしてようやく呼んでいただくことができました!(笑)。超カッコいい先輩の背中を、僕らも僕らなりに追いかけていきたいと思います。また呼んでください!」と光村。最後は最新シングル曲“天地がえし”。光村&古村のギターが絶妙に絡み合い、対馬祥太郎(Dr)のビートがアンサンブルをぐいぐいと牽引するように加速し、4つの音と歌が歓喜の頂点めがけて疾駆する。2日目、最高の幕開けだ。
■7月13日
- 01.THE BUNGY
- 02.手をたたけ
- 03.ホログラム
- 04.バイシクル
- 05.Diver
- 06.天地ガエシ
1F
- ASIAN KUNG-FU GENERATION [JP]
- the chef cooks me [JP]
- グッドモーニングアメリカ[JP]
- the HIATUS [JP]
- It's A Musical [DE&SE]
- KANA-BOON [JP]
- LOSTAGE [JP]
- NICO Touches the Walls(Acoustic) [JP]
- OWL CITY [US]
- くるり [JP]
- The Rentals [US]
- ストレイテナー [JP]
- TEGAN AND SARA [CA]
- 東京スカパラダイスオーケストラ [JP]
- ユニコーン [JP]
- THE YOUNG PUNX
(with special guests RedNPink) [UK]