the chef cooks me
2013年にアジカン・ゴッチのプロデュースによる3rdアルバム『回転体』をリリースしたり、ライヴハウス・サーキット・イベント『NANO-MUGEN CIRCUIT』にも出演していたり、とアジカンとも縁の深いthe chef cooks me、いよいよ『NANO-MUGEN FES.』初出演! 照明が舞台を照らすと、下村亮介(Vo・Key)/佐藤ニーチェ(G)/イイジマタクヤ(Dr)に加え、村田シゲ(B)やコーラス/ホーン・セクションなどサポート・メンバー含め総勢10人が、白と青のストライプのコスチュームに身を包んでオン・ステージ! 『NANO-MUGEN COMPILATION 2014』にも収録されていた“流転する世界”の、マジカルかつドラスティックに展開する楽曲世界が、横浜アリーナのフロアを極彩色の高揚感で塗り替えていく。ポジティヴなメロディとアンサンブルの中に、1mmでも前へ先へ世界を動かそうという明確な意志を織り込んだtccmのマインドが、続く“ハローアンセム”の弾むような歌とサウンドからも伝わってくる。「雨の曲やります!」と“PAINT IT BLUE”のダイナミック&エモーショナルなビートでアリーナを震わせ、♪オオーオオーのフレーズでシンガロングを呼び起こしていく。
2011年に磯部正文BANDのメンバーとして『NANO-MUGEN FES.』に出演しているシモリョー、「その時にWEEZERが出てて、リヴァースがその辺を歩き回ってて……」と当時の思い出を語る。「たくさんの音楽に出会わせてくれる素敵なフェスだと思ってて。だからこれだけたくさんの人が来てると思うんですよね。違いますか? アジカンと一緒に、音楽を続けていきたいと思います」。そんな真摯な言葉に拍手が広がる。“ケセラセラ”の躍動感に満ちたリズムがフロアを快く揺らした後、嘆きも憂いも渾身の力で祝祭の力に変えていくような“適当な闇”の旋律を、オーディエンスと一丸となって高らかに歌い上げる。ラストの“song of sick”では「愛してるぜ!」と何度も叫びながら、フロア全員座らせてからの大ジャンプ!
■7月13日
- 01.流転する世界
- 02.ハローアンセム
- 03.PAINT IT BLUE!!
- 04.ケセラセラ
- 05.適当な闇
- 06.song of sick
1F
- ASIAN KUNG-FU GENERATION [JP]
- the chef cooks me [JP]
- グッドモーニングアメリカ[JP]
- the HIATUS [JP]
- It's A Musical [DE&SE]
- KANA-BOON [JP]
- LOSTAGE [JP]
- NICO Touches the Walls(Acoustic) [JP]
- OWL CITY [US]
- くるり [JP]
- The Rentals [US]
- ストレイテナー [JP]
- TEGAN AND SARA [CA]
- 東京スカパラダイスオーケストラ [JP]
- ユニコーン [JP]
- THE YOUNG PUNX
(with special guests RedNPink) [UK]