THE YOUNG PUNX!&PHONAT [UK]
今回も2日連続登場の……というか、もはや『NANO-MUGEN』名物アクトと呼んでしまいたいくらいの存在感を放ちまくる、ルール無用・超高気圧型ダンスDJ集団=THE YOUNG PUNX!。会場に巨大なバルーンが飛び交う中、もはやお馴染み必殺DJアンセム“MASHitUP”でフライングVを構えたハルが超絶ライト・ハンド奏法のソロをキメれば、「アー・ユー・レディ・トゥ・ロック!」というスクリームに導かれて登場したゲスト女性シンガー=KOKOが“Juice & Gin”では切れ味鋭いラップと熱唱でアリーナを震撼させる! 「2人目のスペシャル・ゲスト! イタリアでいちばん背が高いと思うよ!(笑)」とハルが紹介したのが、イタリアが誇るパンクステップの刺客的DJ/アーティスト=PHONAT。KOKOのパワフルなヴォーカルも擁した“Ghetto Burnin”で、それこそDJ重戦車とでも言うべき音の壁でアリーナを圧倒! “Ready For The Fight”ではハル&ネイサン&KOKOの3MCスタイルにPHONATが絡んだり、オアシス“Wonderwall”の大ネタを使った“Wonderwall VS Warhead”があったり、最後は“Rockall”と謎のマスク男の大乱舞で完全燃焼!
2日目もヤンパンはすごい! 「THE YOUNG PUNX!がこのステージに立つのは4回目! ありがとうAKG!」と、06年/08年/09年に続いての出演への感謝を伝えるハル。前日同様のセットリストながら、3DJ体制でKOKOを呼び込んで“Juice & Gin”を披露していたと思ったら、途中から3MCスタイルでフロアを煽り……と目まぐるしくフォーメーションを変えながら、息つく間もなく次から次へとジェットコースター的音楽アドベンチャーへとオーディエンスを連れていく。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』で有名な“Skateboard chase”の大ネタも、ハルのブルースハープとともに再びKOKO登場で“You've Got To”へ流れ込んで3MC+1DJで会場丸ごとアゲ倒すのも、もはや『NANO-MUGEN』という空間には不可欠の風景だろう。PHONATを招いての“Ghetto Burnin”が狂騒感そのもののビートを響かせ、“Ready For Fight”ではKOKOとの3MC編成でジャンプ! ジャンプ!の嵐。最後は「ヨコハマー! ハブ・ア・グッド・タイム!」のハルのコールとともにKOKO/PHONATとともに5人で一礼!
■7月16日&17日
- 01.SugarCandySuperNova SuperFrank
- 02.MASHItUP
- 03.Juice & Gin - Riva Star
- 04.Juice & Gin VS Blau
- 05.Skateboard chase
- 06.You've Got To(2011 junglist mix)
- 07.Ghetto Burnin
- 08.Ready For The Fight(original)
- 09.Ready For The Fight(phonat)
- 10.Wonderwall VS Warhead
- 11.Rockall(Krafty Kuts)
- ASIAN KUNG-FU GENERATION [JP]
- ASH with Kensuke Kita[UK]
- BOOM BOOM SATELLITES [JP]
- MANIC STREET PREACHERS [UK]
- THE YOUNG PUNX!&PHONAT [UK]
- THE RENTALS with ASH/GOTCH [US]
- the HIATUS [JP]
- WE ARE SCIENTISTS [US]
- WEEZER [US]
- 磯部正文BAND [JP]
- オオルタイチ [JP]
- 佐野元春 and The Hobo King Band [JP]
- ストレイテナー [JP]
- ねごと [JP]
- 星野 源 [JP]
- モーモールルギャバン [JP]