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FARRAH[UK]
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この日はベースのMichelleとともに「Jez & Michelle from FARRAH」としてのアコースティック・セットでの出演となるFARRAHの2人。「コニチワ! ゲンキデスカ? ……ワーオ!」と巨大なステージからフロアを見回して感嘆の声を上げるJez。「レッツ・ロック!」というJezの声とともに、まずは“Stereotypes”の美麗ハーモニーを響かせてみせる。1万人の手拍子に、曲中に思わず「スゴーイ!」と叫ぶJez。「クラップハンズ、カンペキ! 僕らのライヴを観たことある? 初めて?」と尋ねると、ちらほらと手を挙げるオーディエンスの姿が。「ああ、君? アイ・リメンバー・ユー!」と英国ジョークを飛ばしつつ、続いては軽快なポップ・ナンバー“Do You Ever Think Of Me”を披露。「グレイト・トゥ・ビー・ヒア・イン・ヨコハマ! グッド・プレイス! ラスト・ナイト、チョット、ヨッパラッタ!」と軽妙なMCを挟みつつ、“Tongue Tied”の弾むようなメロディと歌で満場のクラップを巻き起こし、そこでまた「アメイジング!」と驚いてみせるJez。
そして、「ディス・イズ・ア・サッド・ソング」というJezの言葉から一転、ピアノをフィーチャーしたメロディアスな“Swings and Roundabouts”でフロアを魅了してみせる。「ユー・アー・カッコイイ! クール・オーディエンス。ディス・イズ・ザ・ラスト・ソング。クラップ・アロング!」というJezの声とともに、ハネ系のビートとキュートなメロディが咲き誇るラスト・ナンバー“No Reason Why”。「オーケー! シング・ウィズ・ミー?」と、今度は1万人大合唱を巻き起こしていく。「スゴイ!」とまたJez。「カンペキ! スバラシイ!」。2人のスウィートなハモリが、1日目の開会宣言のように爽快に響き渡った。

■7月20日
01.Stereotypes
02.Do You Ever Think Of Me
03.Tongue Tied
04.Swings and Roundabouts
05.Last Of The Innocents
06.No Reason Why

文/高橋智樹 | 写真/TEPPEI