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ASH

ASH

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レーベルの力を借りず、レコーディングからリリースまで全てを独力でおこない、1年間で26曲、アルファベットの各文字(AからZ)が付されたシングルを、ダウンロードと限定の7インチで2週間毎に発表していく壮大なプラン・・・。無謀とも思われる『The A-Z Series』と題されたこの企画は、天才メロディ・メイカー、ティム・ウィーラーの創作意欲に火をつけ、結果、シリーズを形作る26曲のシングルは全て完璧な内容となった。これらの曲は前半の13曲と後半の13曲にわけられ、2010年の4月と10月に、『A-Z VoL.1』『A-Z Vol.2』と題されたアルバムとしてもリリース。“全曲シングルで全曲シングル・クオリティー”となったこの2作品は大ヒットを記録し、バンドは同年に3度も来日公演を実施。ASH史上最も重要な2枚のアルバムが生まれた2010年は、バンドにとって大きな意味を持つ1年となった。こうしたASHのチャレンジは、ある種、実現不可能な奇異なものに思えたかもしれない。しかし、アルバムが売れない、と頭を抱えるだけで何のアクションもおこさない今の音楽業界を横目に、自分達なりのやり方を見つけ出し、それを独力で実現し提示してみせたASH。彼らのこの行動が、シーンに与えた影響は計り知れないものがある。

Discography

A-Z Vol.2
A-Z Vol.1

Links

http://www.ash-official.com (UK)
http://www.randc.jp/ash/top.html (JP)